更新:6.24
ブログデザイン大幅変更にあたりもろもろ過去記事のデザインが崩れてますがこの記事はviewが多いため手直し工事しました。内容は2014年時点のもののままですが一部見やすく加筆しました。
よく知り合いから韓国語ってどうやって勉強したの?と聞かれるので自分の振り返りのためにもちょっとまとめてみることにしました。
・・・と言っても、ぜんっぜんネイティブじゃないですし今もなお勉強中の身なので、勉強をはじめるきっかけと初級編までの勉強法として見てくださると…(*^^*)
現在の私の韓国語レベル
- 来日した子たちのライブMCはほぼほぼ理解できる
- バラエティ番組は8割くらい理解できる(声+ハングルテロップ)
- アイドルの子たちのたまに出す手書きメッセージはほぼ読める
- ネイティブ同士の日常会話はヒアリングが追いつかない・・・(むずい)
勉強のきっかけ
K-POPはずっと聴いてたり追ってたりしたのですが、別に韓国語わかんなくても困る状態に面したことがなくて「勉強しよう!」とはなかなか思ってなかったんですね。笑
学び始めたきっかけは当時SHINHWA(神話)が活動休止していた頃で、たまたま見たSHINHWAのMVに惚れて、過去の曲や出演したテレビ番組をひたすら見てました。
その頃からなんとなくよく聞く単語などは耳と頭で理解できるようになっていましたが殆どは日本語字幕頼りでした。
10集(The Return)でカムバした頃には、Venusって曲がMVもダンスもとってもかっこよくて、「神話放送」っていうめちゃくちゃおもしろいバラエティ番組も始まって。
で、いつもそれが韓国語猛者である神様たちによって日本語訳されてYouTubeやニコにあがるのを待ってたんですがもうそれじゃ我慢出来なくなってしまって!(実際の放送からタイムラグ2週間くらいあった)
しかも韓国のテレビって日本でもアプリとかでリアルタイムに視聴できますよね。
なので雰囲気だけでも感じたい…!と、毎回、何言ってるかわっかんないバラエティをリアルタイムでスマホで見てたんですよね。
そうしているうちに、だんだんもどかしさが爆発してきて「ええい!あたいも韓国語理解できるようなったんねん!!!!!」となってやっと本気を出しました。
おかげさまでそれから3年ちょいくらい?(曖昧)、神話放送も放送終了しちゃいましたし、神話もなかなかカムバしないんですけど(笑)
その間にEXOやSHINeeやBTSに出会ったりいろいろしてそのとき頑張って学んだ韓国語がずーっと生きてます。
何のために学ぶのか
何気に一番大事なのです!!!
これ、わたしの場合は「神話のバラエティ番組を日本語字幕無しで見る」でした。
こういう目的のひとって結構多いと思うんですけど、 何かを勉強する=スクールに通う っていう方程式ができてる人は韓国語スクールに行ったりして「発音の仕方」から習ったりするんですよね。
でもそれってわたしの学ぶ目的には別にマッチしないんです。
わたしはしゃべれるようになることよりもずっと、神話のしゃべることを「聴いて理解して」「テロップが読める」ようになりたいので。
ハン検3級の本とかをいきなり買い出すのもちょっと違う。
(それが目的ならぜんぜんいいんですよ!)
べつになにか試験に合格したいから勉強し始めるわけじゃないから。(わたしの場合は)
なのでやっぱり「韓国語を学んでどうしたいのか」はすごく大事だし、教材や学び方を決める上でも、ものすごく重要だと思います。
例えばですが、もしこの記事をよんでくださっている方が以下のようなパターンに陥っている場合には、危険です。
- [動機] 推しドルの曲の歌詞を理解できるようになりたい! ↓
- 韓国語の基礎(適当)というテキストを買ってみた ↓
- 1ページ目から順に毎日見開き2ページ解いて勉強するって決めた!
ひとつだけ自信をもって言えます!
へんな目標を途中に入れると、その目標自体がつまんないので絶対勉強続かないです。
韓国語のテキストの1ページ目の会話の意味がわかるより、EXOのメンバーのあげるインスタの言葉が読めて理解出来る方が嬉しいですしモチベーションも上がりますよね?
であればまずは教材にそもそも推しドルの歌詞を使ってみるのはどうでしょうか?
するとまず「ハングル読めね~」ってなりますよね。じゃあハングルを読めるように最低限勉強を開始してみる。そのあと、また歌詞に戻って、歌詞を次は「読める(ハングルにふりがなをふれる)」ようになってみたい、となると思います。そしたらひたすら、推しドルの過去曲の歌詞を印刷して、ルビをふってみる。だとか。そんな勉強法をお勧めしたいです!
韓国ドラマのセリフを理解したい、が目標であればセリフ集(人気作だと売ってたりしますよね)を教材にしてみるのもおすすめです。
そもそもなぜ韓国語を勉強したいかを忘れないこと・勉強していて「たのしくない」と思ったときは今やっている勉強が「自分の目標にとって直接関係ある勉強」から逸れていないか考えてみる。実は遠回りしてるかも?
私がとりあえずやったこと
まとめると下記4点だったと思います。
- まずはハングル読める・書けるようになる
- 好きな番組、MC、歌詞を自分で訳してみる
- テキストをやってみる
- 単語帳で単語を勉強してみる
それ以降は結構ゆったりめにテキストを解いたりわからない単語をしらべたり。でも沢山韓国語には日々触れてきました。
なのでその半年のことを振り返ってみると上記4点で、個人的に重要なのはやっぱり②でした。
①まずは読み書きが出来るようになる
ここでの私の目標は「SHINHWAの歌詞を “読める” ようになる」でした。
要は、ハングルの歌詞を見て自分でルビがふれるようになること。
むしろこれ以上は変に目標設定しませんでした。ここでも大事な「なぜ読み書きできるようになりたいのか」による目標設定。単語帳の単語を読めるようになるためではありません。読みたいものは、SHINHWAの歌詞のみですから。
テキスト
使ったテキストはこちら
これはとってもオススメです!
ほんとうに1時間くらいで読めるようにはなってた気が。
ああ、「読む」のは簡単なんじゃん、とここで躓かなかったのも大きいです。とくにノートをとったりせず、直接テキストに注意事項を書いたり、練習問題を答えを隠して頭のなかで答えるくらいで全然読めるようになります。
歌詞にルビをふってみる
あとは、ひたすらSHINHWAの好きな曲の歌詞をハングルで印刷します。
歌詞の上にどんどんルビをふっていく。
で、ルビ付きの歌詞もネット上にたくさん転がってるので、それを見ながら赤ペンで添削しまくっていく。
最初なんてほぼ赤字修正が入るのですが、どんどん赤ペンでの添削が曲の和訳を重ねるごとに少なくなっていくのが嬉しいですしとくに“歌詞”に絞っていたからか、見かける単語も結構かぶってたりして「あ またこの単語きたー。パッチムに惑わされないぞ…」みたいに楽しくなってきてました(*^^*)
「있는」を”イッスヌン”じゃなく”インヌン”と読む!とかとかはテキストより、こういった勉強法で学んだほうが私はずっと身につきました。
「読む」に関しては上記のテキストと歌詞ルビふりでかなり強化。
「書く」に関しては「読む」よりは圧倒的に弱いのですが、もちろんのことながら読めるなら書ける、って感じで徐々に強化されました。
(ここで言う「書く」は単語や文章を書けるかどうかではなく、例えば”クリスマス”と言われて”크리스마스”と書けるかどうか、ということです。当て字?聞こえた通りに文字に表せるか、というニュアンス)
②好きな番組やMCを自分で訳してみる
ここからは徐々に単語や、文章の意味を理解していきます。
ここでの目標は「好きなアイドルが言ってることを理解する」です。
なので、単語帳の見開き20単語を覚えるより、神話放送の一場面に表示されたテロップ内に使用されてる5単語くらいを覚えるほうが、わたしの目標にはずっと価値があるのです。
ここでのわたしの教材は
- 神話放送
- EXOのカイくんのメッセージ
- 神話やEXOの歌詞
カイくんのメッセージはここ1年くらいのマイブームですが!笑
神話放送(バラエティ)がとにかく面白くて好きだったので、YouTubeで見ながら何度も気になる点や爆笑が起こってる場面で一時停止して、
- そこに表示されてるテロップをノートに書き写す
- 辞書アプリで単語の意味を調べる
- 翻訳してみる
- 日本語訳で正解を見てみる
目的は字幕なしで神話放送を見ることでしたが、もちろん学習教材にはありがたくも日本語訳をつけてくださってる過去放送分の動画を使用してました。
あとはカイくんはとても綺麗な韓国語を使うと(私のなかで)有名なので、カイくんがサイトにアップする公式文書などはすぐに教材にしてました。すごく訳しやすいですし、略語とかも出てこないので迷わないです。
ちなみにこちらの勉強において必須なのは
- スマホに韓国語キーボードを導入する(→iPhoneのやり方)
- 辞書アプリ、翻訳アプリをDLする
愛用してる辞書(+翻訳)アプリはこちら。
翻訳
オススメはこちらの2つですが、
実際iPhoneの中には5種類くらい入ってます^^
翻訳のテイストが若干クライアントごとに違うので、
複数のクライアントで翻訳して、正解の意味を探る、みたいにしてます。
単語
その昔、神がかったNaver韓国語辞書アプリがあったのですが、日本のNaverは辞書事業から撤退してしまったので、本国(韓国)の辞書アプリをDLして今は愛用しております(*´ `*)♡
こちらのアプリは韓国人向けではありますが、韓日・日韓辞書が入ってるのでそちらを使っています。
好きな番組のテロップや曲を訳すとよく使われる単語があるって気づきます。でもその単語は単語テキストに必ずしも頻出として出てくるかといえば違います。
ここが“目的”による勉強法の違いの大きな部分だと思います。
私は「今日はいい天気ですね」じゃなく「なんなのこのヒョン!」を。「晴れ」「雨」ではなく、「馬鹿」とか「胸の鼓動」とかの単語を知りたかったから。
③テキストをやってみる
②と平行して同時期に購入してどんどん解いていってました。
言うて基礎は大事ですからね!
またここで、解いたばっかしのテキストの単元の内容がSHINHWAの歌詞でも使われてることに気づくと楽しいんです。モチベーションがあがります!
中高の学生時代はCD教材は封を開けず聴きもしなかったんですが(デッキ持ってなかったし)スマホになってからはスマホにCD取り込んじゃえば好きなときに好きなトラックを聴いて勉強できるのでCDってめっちゃありがたい…!
使った教材はこちら
めっちゃわかりやすくて好きでした。
ただ、私はこちらのテキスト解くだけじゃ単語の覚えが異常に悪かったので、同じシリーズの単語帳とかワークブックとかも合わせて買って解いてました。
仕事のお昼休みとか家でちょっと暇な時に解いてました。
平均1日1単元(見開き4Pくらい)くらい解いていけば1ヶ月で初級は終わるんじゃないかな。
耳からはスマホで付属教材のCD聴きながら。
勉強法としては、基本的に学生の頃からノートをつくるのが嫌いで、テキスト一冊残しておけばいつでも振り返れるようにしていたかったのでテキストに直接メモを残したり付箋で「注意!」とか書いたりしてました。
それ以外はとくに変わったことはしてませんでしたが、結局1冊はノートを作って、苦手な単語や10単元ごとの学びのまとめとかを要約して書いてました。
④単語勉強
実はあんまり単語帳テキストを使用して勉強したことがないんです…笑
なので実際、知ってる単語に偏りがあるのでたぶんダメ!笑
これじゃいかんと思い立って出会った教材はこちら
漢字で覚える単語帳で、日本人にはピッタリの覚え方です。
韓国にもハングル以外に漢字があって、ハングルの単語は漢字に置き換えられます。
幸いにも(?)、多くがハングル一文字に対して対応する漢字が一文字なんです。
↓こういうとこ見てみてください(*´ `*)
総括
以上が学ぶきっかけ~初級までの私の勉強法でした^^
学生時代に英語の授業がつまらなかったのは学ぶ目的にワクワクしなかったから。
べつにテストはどうでもいいしな~とか、英語出来るようになって何をしたかったのか、が別に自分の中になかったから。
今では英語も仕事で必要だったりと結局学びなおして今にいたりますが、その何倍も韓国語の勉強はとっかかりから今にいたるまでワクワクでした。
「神話放送を日本語字幕無しで見る!」っていう目標がワクワクだったから。
実際、どんどん聞き取れるワードや読めるテロップが増えていくのはとっても嬉しかったですし、週に1度放送されていたので、学び→実践(リアルタイムで神話放送見る) が自然と繰り返えされてた点もよかったのかもしれません(´^ω^`)♡
とはいえ冒頭でも言ったとおりにわたしもまだまだまだまだなので
引き続きお勉強を頑張りますーーー!